開館30周年記念 「都市と人間」コレクション展 都市×モニュメント×カタストロフィ

《浅草の十二階が真中からぶち折れる刹那》
1923(大正12)年9月15日発行 報知社出版部
都市とは、そこに生きる人々の記憶が共有される場です。その記憶は人災や自然災害などの大きな変化によって創り出され、モニュメント化されて、その場に記録されていきます。本展では、当館の設立コンセプトである「都市と人間」のテーマから、《都市×モニュメント×カタストロフィ》をキーワードとして、川崎・パリ・東京の都市像に焦点を当てます。地層のように折り重なる記憶が綾なす三つの都市の姿を、市民ミュージアムの多様な収蔵品からご紹介します。